子供が伸びる少年サッカー!「怒る」と「叱る」の決定的な違い

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kou
こんにちは。サッカー3級審判、D級指導者のkouです。

目次

週末のグラウンドに響き渡る「怒声」への違和感

週末の少年サッカーの試合会場。こんな光景を目にしたことはありませんか?

「お前、なんでそこでパスなんだよ!」
「走れって言ってるだろ!やる気ないなら代われ!」

ピッチの端から、子供たちに向けて怒鳴り散らすコーチの声。
指導者として熱が入るあまり、時には強い言葉での要求が必要な場面があるのも事実です。
しかし、
それが度を越して「ただの感情の爆発」になっているケースを、
私はD級コーチ・審判員として現場に立つ中で何度も目の当たりにしてきました。

その度に、怒声にビクッとして肩をすくめ、
ベンチの顔色をうかがいながらプレーする子供たちの姿を見て、
胸が締め付けられるような思いになります。

選手育成においても、家庭での子育てにおいても、
大人が絶対に履き違えてはいけない重要なポイントがあります。

それは、「怒る」ことと「叱る」ことの決定的な違いです。

この記事では、現役コーチであり、
中学生の息子二人を育てている父親の目線から、
大人の言葉が子供のメンタルに与える影響と、
本当に子供が伸びる「正しい関わり方」についてお話しします。

「怒る」と「叱る」の決定的な違い

言葉としては似ていますが、この二つは「目的」と「主語」が全く異なります。

「怒る」= 自分のため(感情の爆発)

思い通りに動かない子供に対して、
大人が自分のイライラや不満をぶちまけている状態です。
主語は「私(コーチ・親)」です。
「(私が教えているのに)なんでできないんだ!」という感情がベースにあります。

「叱る」= 相手のため(成長へのアドバイス)

子供がより良い方向へ進むために、
理性を持って注意を与え、導く行為です。
主語は「あなた(子供)」です。
「(あなたが成長するために)ここはこう改善しよう」という愛情がベースにあります。

怒鳴り散らしているコーチの多くは、
指導という名目を借りて「怒って」しまっています。
大人の感情のゴミ箱にされた子供は、サッカーの楽しさを急速に失っていきます。

「怒鳴る指導」が、子供から奪ってしまう最も大切な力

常に怒鳴られ、指示を飛ばされる環境で育った子供はどうなるでしょうか?
一時的に「怒られないように」と必死に走るため、
小学生のうちは試合に勝てるかもしれません。
しかし、
中学生、高校生とカテゴリーが上がるにつれて、致命的な弱点が露呈します。

それは、「自分で考えて行動する力」の欠如です。

サッカーは、ピッチの上で常に状況が変わり、
選手自身が一瞬で判断を下さなければならないスポーツです。
「ミスをしたら怒鳴られる」という恐怖心は、
子供からチャレンジする勇気を奪い、
「コーチの指示を待つだけのロボット」を作り出してしまいます。
これでは、これからの社会で最も必要とされる「自立心」や「人間力」は育ちません。

親御さんへ:子供を守り、伸ばすための「魔法のアプローチ」

もし、お子さんが所属するチームのコーチが「怒る」タイプだった場合、
あるいは、
親御さん自身が試合帰りの車内でつい「怒って」しまいそうになった時は、
次のアプローチを試してみてください。

1. 「What(指示)」ではなく「Why(理由)」を聞く

「なんであそこでシュートを打たないの!」と怒るのではなく、
「あの場面、パスを選んだのはどんな狙いがあったの?」と、
子供の判断の意図(Why)を聞いてあげてください。
「相手のディフェンスが寄せてきたから、フリーの味方が見えたんだ」と、
子供なりにしっかり考えていたことがわかるはずです。
結果がミスだったとしても、
その「考えたプロセス」を褒めてあげることが、最大のメンタルケアになります。

2. 親の学びを深める「一冊の本」を取り入れる

親自身が「正しいスポーツマンシップ」や「コーチングの基礎」を知っておくことで、
チームの指導方針を冷静に分析できるようになります。

💡 コーチからの推薦書:
「勝利を目指すこと」と「人間的成長」の両立を描いた本です。
週末の試合帰りに子供にダメ出しをしてしまい、
あとで自己嫌悪に陥ってしまうお父さん・お母さんに、
ぜひ一度読んでほしい一冊です。
子供への声かけが劇的に変わりますよ。

💡 コーチからの推薦書:
・「つい子どもに指示を出しすぎてしまう」と自省している保護者
・勝敗だけにこだわらず、子どもの人間的成長を願う指導者
・自ら考え、主体的に動ける子どもを育てたいすべての人
「離れる」ことは決して突き放すことではなく、深い信頼を持って見守ること。
その一歩を踏み出す勇気をくれる本です。

3. ダメ出しの代わりに「プロの素晴らしいプレー」を共有する

試合の反省会をすると、どうしてもネガティブな空気が漂います。
それよりも、
週末は親子で「良いプレー」をたくさん見るインプットの時間に変えてみませんか?

💡 コーチからの提案:
「ダメだったプレーを指摘するより、
プロの試合を見て『今のパス、〇〇のプレーみたいでカッコよかったね!』と会話する方が、
子供のモチベーションとサッカーIQは圧倒的に伸びます。
我が家も週末はDAZNでJリーグや海外サッカーを観ながら、
戦術ボードを広げて盛り上がっています!」

大人の「言葉」が子供の未来のピッチを創る

「怒る」のは簡単です。
大人の感情の赴くままに言葉を吐き出せばいいだけですから。
しかし「叱る」、そして「導く」ためには、
大人がグッと感情をこらえ、子供の未来を信じて待つ忍耐力が必要です。

  • 「怒る」は自分の感情の発散、「叱る」は相手の成長への投資。

  • 怒鳴る指導は「自分で考える力」を奪う。

  • 家庭では「Why(なぜ?)」を聞き、良いプレーをたくさん見せる。

グラウンドの主役は、
コーチでも保護者でもなく、ボールを追いかける子供たちです。
彼らが心からサッカーを楽しみ、
失敗を恐れずにチャレンジし続けられる環境を、
私たち大人全員の「言葉」で作っていきたいですね。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

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この記事を書いた人

名前:kou
年齢:44歳
職業:薬局営業部長
・ジュニアサッカーコーチ
・サッカー3級審判員
・twitterで朝活
・ブログ運営
・仕事のDX推進
・業務アプリ製作
・ExcelVBA勉強中

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