お父さん審判必見!サッカー競技規則と第18条「コモンセンス」徹底解説

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kou
こんにちは。 kouです。

お子さんのサッカーを応援する中で、審判に興味を持たれたお父さんへ。
このページでは、
サッカー審判の第一歩として知っておくべき競技規則と、
審判の世界で重要視される「コモンセンス(良識)」について解説したいと思います。

目次

サッカー審判の基本:競技規則を理解しよう

サッカーの試合を公正に進めるためのルールブック、それが競技規則です。
全17条で構成されており、試合を行う上でのあらゆる側面を網羅しています。最初は難しく感じるかもしれませんが、一つ一つの規則を理解することで、自信を持って審判に臨めるようになります。
第1条から第17条までをサクッと書きます。
まずは、17条のタイトルだけでも知ってくださいね~。

詳しく確認したい方は、下記にJFAの競技規則ページをご覧ください。

サッカー競技規則

第1条 競技のフィールド

ピッチのサイズ、ラインの種類、ゴールの規格など、試合を行う場所に関するルールです。

第2条 ボール

ボールの素材、大きさ、重さなど、使用するボールに関する規定です。

第3条 競技者

1チームのプレーヤー数、交代できる人数など、試合に参加する人数に関するルールです。

第4条 競技者の用具

ユニフォーム、スパイク、レガースなど、選手が身につけるべき用具に関する規定です。

第5条 主審

試合全体をコントロールし、競技規則を適用する主審の権限と責任についてです。

第6条 その他の審判員

副審、第4の審判員、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)など、主審をサポートする審判員の役割です。

第7条 試合時間

前半・後半の試合時間、ハーフタイム、アディショナルタイム(ロスタイム)に関するルールです。

第8条 プレーの開始および再開

キックオフ、スローイン、ゴールキック、コーナーキックなど、試合を始めたり、中断後に再開したりする方法です。

第9条 ボールインプレーおよびボールアウトオブプレー

ボールがプレー中か、そうでないかの判断基準です。

第10条 試合結果の決定

どのようにゴールが認められるか、試合の勝敗を決める方法に関するルールです。

第11条 オフサイド

攻撃側の選手がオフサイドポジションにいた場合の反則に関するルールです。

第12条 ファウルと不正行為

直接フリーキック、間接フリーキック、警告(イエローカード)、退場(レッドカード)となる反則行為の種類と罰則です。

第13条 フリーキック

ファウルがあった場合に与えられるキックの種類(直接・間接)と、その方法に関するルールです。

第14条 ペナルティーキック

ペナルティーエリア内で守備側の選手がファウルを犯した場合に与えられるキックに関するルールです。

第15条 スローイン

ボールがタッチラインの外に出た際の、試合再開方法に関するルールです。

第16条 ゴールキック

攻撃側の選手が最後に触れたボールがゴールラインの外に出た際の、試合再開方法に関するルールです。

第17条 コーナーキック

守備側の選手が最後に触れたボールがゴールラインの外に出た際の、試合再開方法に関するルールです。

 

これらのサッカー競技規則をしっかりと理解することが、公正な審判を行うための第一歩です。
日本サッカー協会の公式サイトや地域で行われている審判講習会などを活用して、
知識を深めていきましょう。

審判の第18条:「コモンセンス」とは?

競技規則は第17条までですが、
サッカー審判の世界では「第18条」という非公式なルールが存在すると言われています。
それは、条文には書かれていないけれど、
審判が試合を円滑に進める上で不可欠なコモンセンス(良識、常識)のことです。

コモンセンスとは、単にルールを覚えているだけでなく、
以下のような状況で求められる総合的な判断力です。

ルールだけでは判断できない曖昧な状況:
競技規則はすべてのプレーを明確に規定しているわけではありません。
そのような時に、試合の流れや選手の意図を汲み取り、 道理的な判断を下すことが求められます。

試合の雰囲気や流れを読む力:
時には、厳格すぎるルール適用が試合の面白さを損なうこともあります。
コモンセンスのある審判は、試合全体の状況を把握し、柔軟に対応することで、
よりスムーズでフェアな試合運営を目指します。

フェアプレー精神の促進:
ルールに抵触しない行為であっても、フェアプレーの精神に反するプレーに対しては、
注意喚起や指導を行うこともコモンセンスの一環です。

選手の安全確保:
最も重要なコモンセンスの一つが、選手の安全を第一に考えることです。
危険なプレーに対しては、ルールに基づき毅然とした対応が求められます。

コミュニケーション能力:
選手やコーチとの適切なコミュニケーションを図り、誤解を防ぎ、信頼関係を築くことも、
審判にとって重要なコモンセンスです。

コモンセンスは、経験を積むことで徐々に磨かれていくものです。
最初は難しく感じるかもしれませんが、多くの試合で笛を吹き、
先輩審判からのアドバイスを受けることで、
お父さん自身のコモンセンスを育てていくことができるでしょう。

まとめ:競技規則とコモンセンスをバランス良く身につけよう

サッカー審判は、競技規則という明確なルールブックと、
状況に応じた柔軟な判断力であるコモンセンスの両方が求められる奥深い世界です。

お子さんのサッカーをきっかけに審判の道を歩み始めたお父さん、
まずは最初に競技規則を知っていただき、日々の経験を通してコモンセンスを磨きましょう!
あなたの熱意と努力が、きっと素晴らしい審判への道を切り開くはずです。
一緒に頑張りましょう!

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この記事を書いた人

名前:kou
年齢:44歳
職業:薬局営業部長
・ジュニアサッカーコーチ
・サッカー3級審判員
・twitterで朝活
・ブログ運営
・仕事のDX推進
・業務アプリ製作
・ExcelVBA勉強中

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